人を知るPEOPLE
日本一に貢献し、誰からも頼られるリーダーに
ペットショップから、異例の転職
もともと動物が好きだったこともあり、新卒ではペットショップに就職しました。お客様の大切なペットをお預かりするため、信頼関係づくりが大切な仕事。なかには、いつも白菜のお漬物を差し入れに持ってきてくださる方もいらっしゃり、お客様一人ひとりとの関係づくりにやりがいを感じていました。ただ、しばらくして動物のアレルギーがあることがわかり、やむなく退職。実家が近かったこともあり、最初はアルバイトとしてこの会社に入社しました。最初は主に、営業の事務仕事を担当。入社前はなんとなく、職人気質の男性ばかりが多いというイメージを持っていましたが、実際に働いてみると、良い意味で裏切られましたね。女性社員も多く活躍していましたし、本当に仲が良くてアットホームな職場だと感じました。そんな職場環境が気に入り、次第に「社員として、ここで働きたい」と思うようになっていったのです。
地域のお客様に、
顔を覚えてもらいたい
社員になるにあたり、まずは社長との面談がありました。前職の頃からお客様と関わることが好きだったため「クルマ販売の仕事がしたい」と伝えたところ、営業職として配属されることに。これまでも事務の立場から営業の仕事に携わっていたつもりだったのですが、いざ営業の立場になってみると、自分の知識不足に気づかされました。女性だからクルマの知識がないと思われてしまうのは悔しかったため、必死に勉強しましたね。ただ次第に、私の勉強では追いつかないくらい、クルマについてかなり詳しいお客様がいらっしゃることに気づきました。そういう方にはむしろ、教えてもらうくらいの姿勢で接客することで、信頼関係を築いていきましたね。現在は、主に自動車保険を担当しています。保険の契約件数を上げるためにも、お客様に自分の存在を認識してもらうことを心がけています。たとえば、納車後に必ずお礼の連絡をしたり、お誕生日にメッセージを送ったり。お客様に寄り添ったコミュニケーションが取れるのは、地域に根ざして事業を展開する当社ならでは。小さなことですが、コツコツと積み上げることで、何かあったときに私の顔を思い浮かべてもらえることを目指しています。
5年後、店長になることが目標
今後は、店長として店舗を取りまとめることができる存在になりたいですね。具体的には、今の上司のようなリーダーになることが理想。上司のすごいところは、社員のことをよく見ていて、どんなときも的確な指示やアドバイスができることです。また私だったら行き詰まるような場面でも、上司が話すとお客様の反応がちがうため、尊敬しています。誰からも信頼されている上司と一緒に仕事ができて、本当にうれしいです。仕事ぶりを間近で見ながらそのコミュニケーションの仕方を真似しつつ、自分なりのリーダー像を築いていきたいですね。リーダーとして活躍するためにも、まずは店舗の売上に貢献することが目標です。昨年は全国のアップルで当店が売上日本一を獲得したため、今年はコバックも含めた総合部門で日本一を獲得できるように頑張りたいと思っています。実績を積み上げながら、お客様とも社員とも信頼関係を築いていきたいです。